MUSK FIT

マスクフィットテスト

令和5年4月1日より義務化!

ご案内資料

ダウンロード
マスクフィットテストのご案内.pdf
PDFファイル 596.2 KB

ねらい

令和5年4月1日より、溶接作業者に対して、年に1回、 マスクのフィットテストを実施することが義務付けられました。 

フィットテストとは?

マスクのフィルター性能がどんなに優れていても、マスクが顔にフィットしていなければ本来の性能が発揮されません。その為「フィルター性能」と「顔との密着」の両方を確認する必要があります。 

マスクが着用者の顔に密着(フィット)しているかを評価するために行うテストをフィットテストと言います。 

フィットテストの方法は2種類あります。

定性法:人の感覚(甘味成分等)の味覚の有無で密着性を確認する方法。 

定量法:計測装置を用いて面体の外側と内側の紛じん粒子の個数を計測し、呼吸用保護具と顔面との密着性を確認する方法。 

定量法のメリット

弊社では定量法をお勧め致します! 

  • 精度よくフィット具合を数値化できるので良否判定が明確である! 
  • 計測時間が短い!(短縮法が可能の場合は 2分30秒) 
  • リアルタイムでマスクの漏れ率が確認できる!(不合格の場合、漏れの原因を見つけやすい)  

対象呼吸用保護具

  • 使い捨て式 半面形面体 
  • 取替え式 半面形面体 
  • 取替え式 全面形面体 
  • ルーズフィット形はテスト不要です。 

 

実施方法(定量法)

専用の計測装置を用いて、マスクの外部と内部の粉じん粒子の個数を計測し、以下の計算式により 「フィットファクタ」を求めます。 

フィットファクタ = マスクの外側の粉じん ÷ マスクの内側の粉じん

下表の要求フィットファクタの値を上回っていたら合格となります。 

全面形面体:(要求フィットファクタ)500

半面形面体:(要求フィットファクタ)100

計測時間について

標準測定 7分 → 短縮測定 2分30秒 

弊社では、測定装置カノマックスAccuFIT 9000 は、高精度なCNC方式を採用していますので、短縮測定法が可能となります。

その他の注意点

  • 取替え式紛じんマスクの場合は、サンプリングアダプター が必要となりますので、ご準備願います。 
  • 使い捨てマスクの場合は、ジョイントチューブを挿入しますので、再度ご使用になれません。 
  • 装着指導致しますが、稀に合格ラインに達しない場合があります。計測を3回行い不合格となります。不合格の場合は、面体のサイズ、種類の変更を行うことになります。 

 

フィットテスト実施者の資格

フィットテストを実施する人の資格については法令上の定めはありません。しかし、フィットファクタの精度等を確保する為、十分な知識と経験を有する者が望ましいとされています。 

弊社では、マスクフィットテスト実施者養成研修を修了した担当者が訪問し、マスクの正しい装着方法を指導させていただいてから、試験を実施致します。 

フィットテストの料金(定量法)

基本料金 1社 30,000円 

1~10人の場合 3,000円/人

(例) 9人の場合は、30,000+ 9 ×3,000 = ¥57,000 (税別) 

11~25人まで 2,000円/人

(例)20人の場合は、60,000+( 20 -10)×2,000 = ¥80,000 (税別)