マイクロプラスチック分析​

世界的に注目されている、
海洋・河川のマイクロプラスチック
ゴミの問題


マイクロプラスチック調査方法

試料採取

河川表層水中からマイクロプラスチックを含む試料をプランクトンネットで採取する。採取位置は、河川横断面内では、原則、河川の流心(最も流れの速い場所)を選定する。

前処理

  • 明らかに5㎜以上の夾雑物を取り除く(夾雑物に付着しているものを精製水で洗い、回収する)
  • マイクロプラスチックを含む試料を60℃以下で乾燥
  • 有機系夾雑物に30%過酸化水素を加え55℃で酸分解する

比重分離

土砂等とマイクロプラスチックを比重で分離する。

酸分解後の試料に5.3 Mヨウ化ナトリウム水溶液を加え静かに混合する。

ロートにシリコーンチューブを繋いだ器をセットし、そこに試料を入れ、比重の重い土砂等とマイクロプラスチックを分離する。


候補物質のピックアップ

比重分離後に得られた試料から5㎜未満のマイクロプラスチックと考えられる物質をピンセットでピックアップする。


マイクロプラスチックの定性分析

比重分離後マイクロスコープ上でマイクロプラスチックと考えられる粒子(候補物質)の大きさを測定します。

その後、FT-IRで定性分析を行いプラスチックの種類を判別します。

マイクロプラスチックの調査については環境省より「河川・湖沼マイクロプラスチック調査ガイドライン」が発出されています。

ガイドラインでは河川・湖沼表層水中の5mm未満のプラスチック片・繊維等を対象としています。

なお、令和7年7月に発出されたガイドラインでは「1mm~5mmのマイクロプラスチックを測定の対象としており、1mm未満の粒子と5mm~25mmは参考データとして記録する。」とされています。

しかし、将来的には10μm以下のサイズのマイクロプラスチックも調査対象となる可能性があります。

分析委託業務の流れ

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